イ〜ロのイタリア紀行vol.4
2014/09/02
チャ〜オ〜
店長の有光です。
今日はシチリアの名物料理で皆さんにも馴染みのある料理 『カポナータ』について書いてみます。
シチリアのパレルモの名店
“アル トンダコ デル コンテ”
でトラディショナル(伝統的)なカポナータを初めて食べました。
カポナータと聞くと南フランスのラタトゥイユに似た料理を思いますよね?
野菜のトマト煮です。
ですが本当のカポナータは昔は貴族の食べ物でカポーネというお魚と野菜をトマトで煮込んだ物でした。
カポーネとは日本語でシイラの事、イタリア語ではランプーキです。
あっ
カポーネはシチリアの方言ですね。
そんな魚と野菜の煮込みを庶民も食べたかったのですが、高くて手が出せない。だから代わりに茄子を沢山入れて作ったんです。
今でこそカポナータは茄子と野菜のトマト煮ですが、正しくはお魚と野菜のトマト煮です。
イタリアンのシェフでも知らない方は多い様ですよ。
もしどこかでカポナータを食べることがあれば、この話をしてみてください。
上手くいけば物知りで貴方の株も上がりますよ。
え?
僕?
あはは(笑)
今回初めて知りました。
でもまだまだ知らない事ばかりで勉強しなきゃと思いました。
また楽しい話を書かせていただきます。
お楽しみに〜
それではアリベデルチ〜
チャオチャオ〜